- トップメッセージ

株式会社大丸と株式会社松坂屋ホールディングスは、2007年9月3日、共同持株会社「J.フロント リテイリング株式会社」を設立し、経営統合いたしました。
両社が経営統合する最大の目的は「顧客満足の飛躍的向上」と「企業価値の最大化」です。
その柱となるのは、(1)強化される営業基盤を背景に、品揃えやサービス、販売促進活動などの営業力を抜きん出たレベルにまで向上させ、より多くのお客様から圧倒的なご支持を得ること。(2)両社の人材、ノウハウ、保有資産、財務力など経営資源の最適活用をはかり、収益力と経営効率の抜本的向上を目指すことです。
今後、期待される主な統合効果として、(1)相互の優れたノウハウ、システムの導入による経営効率の向上(2)百貨店事業における営業力強化(3)首都圏エリア戦略の強化(4)キャッシュフローの増大と強固な財務体質構築による成長力強化(5)業務の効率化とコスト削減(6)人的生産性、企業活力の向上(7)関連事業の再編・統合による経営効率の向上などがあります。
特に、大丸が経営改革によって構築した高効率・高収益型の業務運営の仕組みを松坂屋に導入することにより、松坂屋の経営効率と業績は飛躍的に向上することが期待できます。
両社は、「最大の顧客満足を最小のコストで実現」を目指し、先ず営業力の基本となる両社の売場運営マネジメントの標準化と効率化をはかります。そして、販売に専心できる体制の確立を行い、販売力の強化に優先して取り組みます。仕入れ面では、マーチャンダイジング手順の標準化や情報システムなどの共通基盤づくりを進め、品揃えの魅力化や商品調達の強化をはかってまいります。固定客戦略においても、外商顧客やカード顧客、友の会顧客など両社併せて400万人を超える顧客基盤を有効に活用して、ビジネスチャンスを拡大します。
また、両百貨店のブランドイメージ向上をはかるため、日本最大のマーケットであり情報発信基地でもある、東京を中心とする首都圏での出店と店舗の魅力化を進めてまいります。
大丸の東京新店が2007年11月に第1期移転・増床オープン、2012年には第2期増床グランドオープンを予定しており、首都圏玄関にふさわしい斬新で21世紀の都市型百貨店のモデルとなる店づくりを行います。また、松坂屋では、現状の銀座店を核に2街区を一体開発するビッグプロジェクトが、2013年の完成を目指して進行中です。
今後、J.フロント リテイリンググループは、「経営の質的向上と充実を基本とした成長拡大」を目指し、情報およびカードシステム、後方事務部門業務、販売と仕入れ業務、人事制度、関連事業などの各分野で、「スピード・徹底実行・活発なコミュニケーション」を合言葉に順次統合を進め、2009年度中をメドに両社の経営体制の統合を完了させる予定です。
そして、「百貨店事業を核とした、質・量ともに日本を代表する小売業界のリーディングカンパニー」の地位確立と発展を目指します。