トップコミットメント

2017年11月06日 更新

 近年、世界中で、地球温暖化や生物多様性の危機等の環境破壊、頻発する自然災害、貧困やサイバーテロなど、さまざまな社会的な問題が深刻化しています。また、物流や情報等のネットワークの発展によって、個々の組織の活動が与える影響はますます大きく、そして広がりを見せています。このため、社会を構成する世界中のあらゆる組織に対して、社会的に責任ある行動がより強く求められています。特に、企業においては、経済的責任や法的責任を果たすことはもちろんのこと、社会規範に基づいたコンプライアンス経営を推進するほか、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行や社会貢献活動もCSR(企業の社会的責任)の主要な課題としてとらえた、CSR経営としての取り組みが必要とされています。

 J.フロント リテイリングの前身である大丸と松坂屋には、「先義後利」(大丸)、「諸悪莫作、衆善奉行」「人の利するところにおいて、われも利する」(松坂屋)という社訓がありました。これらの社訓は同じく、「社会やお客様を第一に考え行動すれば利益は後からついてくる」「そのためにはお客様や時代の変化に対応しなければならない」ということを意味しています。江戸時代に創業した両社が現在まで存続できたのは、商売を通じて社訓を徹底して追求し、社会に貢献してきたからであると私たちは考えています。

 J.フロントリテイリング グループは、この大丸・松坂屋の社訓を踏まえた「J.フロントリテイリング グループ理念」を掲げ、これを実践することにより、今後も事業活動を通じてCSR活動を推進することで持続的な成長を目指してまいります。
 そのために、お客様をはじめ、株主様、投資家様、お取引先様、従業員、地域社会といったステークホルダーの皆様との信頼関係を築き、公正で信頼される、社会にとってなくてはならぬ企業として成長すべく取り組んでまいります。


J.フロント リテイリング株式会社
取締役兼代表執行役社長
山本 良一