基本的な考え方
近年、地球上でさまざまな環境問題が発生しています。なかでも地球温暖化につながる温室効果ガス(CO2など)の排出や、食糧・健康に影響を及ぼす生物多様性の損失は、地球全体に影響を及ぼすため、全人類共通の課題となっています。
当社グループは、小売業を中心とした事業活動を展開していることから、物販及び店頭活動を通じた取り組みを行うことがもっとも貢献できる領域であり、また社会的使命であると考えています。
また、事業活動を行ううえで、規模の大小はあれ、どの組織でもエネルギーを消費したり廃棄物を出しており、法律でも規制されている省エネ、省資源といった日常業務に取入れやすい取り組みはもちろんのこと、その他、人的・技術的・経済的に可能な範囲でできる独自の取り組みがないかどうか、検討を行い実践していきます。
なお大丸松坂屋百貨店、消費科学研究所では、国際標準規格のISO14001の認証取得による環境マネジメントシステムを運用し、環境に及ぼす影響を低減するため、全員参画の基に、継続的な改善策に取り組んでいます。
J.フロント リテイリング 環境方針
私たちJ.フロント リテイリンググループは、かけがえのない地球環境を次世代へ残していくための自らの役割と責任を認識し、お客様・お取引先様・地域の皆様とともに“持続可能な社会の実現”に向けた「環境にやさしい企業経営」を積極的に推進します。
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1. 環境に及ぼす影響とその原因を認識し、グループ各社の事業活動を通じて環境保全活動を推進する体制・仕組みを構築し、環境負荷の低減に向け継続的な改善に取り組みます。
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(1)環境にやさしい商品・サービス・情報の提供
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(2)資源・エネルギーの有効活用
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(3)CO2排出量の削減
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(4)廃棄物の削減と再資源化
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(5)お客様、お取引先様や地域の皆様と取り組む環境保全活動・社会貢献活動の推進
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2. 環境に関する法令、条例及び協定などの要求事項を順守するとともに、汚染の予防に努めます。
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3. 教育・啓発活動を通じて環境保全に対する意識の向上を図り、グループ内で働く一人ひとりが環境課題に自ら取り組む基盤を強化します。
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4. この環境方針は、グループ各社で働くすべての人に周知徹底するとともに、社外にも公開します。
2013年4月1日
J.フロントリテイリング株式会社
取締役兼代表執行役社長
山 本 良 一
大丸松坂屋百貨店 環境・社会活動方針
私たち大丸松坂屋百貨店は、かけがえのない地球環境を次世代へ残していくための自らの役割と責任を認識し、お客様・お取引先様・地域の皆様とともに“持続可能な社会の実現”に向けた「環境及び社会にやさしい企業経営」を積極的に推進します。
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1. 環境及び社会に及ぼす影響とその原因を認識し、事業活動を通じて環境保全・社会貢献活動を推進する体制・仕組みを構築し、環境負荷の低減に向け継続的な改善に努めます。
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(1)環境・社会にやさしい商品・サービス・情報の提供
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(2)資源・エネルギーの有効活用
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(3)CO2排出量の削減
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(4)廃棄物の削減と再資源化
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(5)お客様、お取引先様や地域の皆様と取り組む環境・社会貢献活動の推進
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2.環境に関する法令、条例及び協定などの要求事項を順守するとともに、汚染の予防に努めます。
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3.教育・啓発活動を通じて環境及び社会に対する意識の向上を図り、当社で働く一人ひとりが環境課題に自ら取り組む基盤を強化します。
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4. この環境・社会活動方針は、当社で働くすべての人に周知徹底するとともに、社外にも公開します。
2015年3月1日
株式会社大丸松坂屋百貨店
代表取締役社長
好 本 達 也
ISO14001認証取得までのあゆみ
大丸
2002年 1月 |
「環境理念」を制定 |
5月 |
「環境方針」を決定し取り組みをスタート |
2003年 2月 |
心斎橋店、梅田店、東京店、京都店、神戸店、山科店、新長田店、須磨店、芦屋店 及び本社がISO14001の認証取得 |
2004年 2月 |
札幌店を含む全サイトのISO14001の認証継続が認められる |
2006年 2月 |
博多大丸(福岡天神店、長崎店)、下関大丸が認証取得 |
12月 |
高知大丸、今治大丸、鳥取大丸が認証取得 |
2008年 3月 |
ららぽーと横浜店、浦和パルコ店が東京店の範囲を拡大し認証取得 |
松坂屋
2000年 3月 |
「松坂屋 環境計画」を策定 |
2001年 9月 |
「環境方針」を決定し名古屋店で取り組みをスタート |
2002年 4月 |
名古屋店がISO14001の認証取得 |
2003年 4月 |
全店で認証を取得 |
2008年 4月 |
2回目の認証登録を更新 |
2009年12月 |
認証登録機関を大丸認証登録機関へ移籍 |
大丸松坂屋百貨店
2010年 3月 |
大丸松坂屋百貨店全店及び博多大丸(福岡天神店、長崎店)、下関大丸、高知大丸、鳥取大丸が統合のうえ、認証継続が認められる |
2011年11月 |
大丸松坂屋百貨店及び博多大丸福岡天神店、下関大丸、高知大丸、鳥取大丸認証登録更新 |
環境・社会活動マネジメントシステム推進体制
大丸松坂屋百貨店では、ISO14001環境マネジメントシステムを拡大し、環境・社会活動マネジメントシステムを構築しています。環境・社会活動方針を実現するため、推進体制として、業務本部長を「統括管理責任者」、各店店長を「管理責任者」、各部では、主に部門長を「推進責任者」として、店の環境・社会活動を推進しています。各部門においては「推進責任者」を補佐し、実務を担当する「推進委員」を配置し、お取引先を含むメンバーへの教育・啓発を行っています。
- ※JFRグループ企業も、百貨店とともに環境活動に取り組んでいます。
(大丸松坂屋セールスアソシエイツ、大丸松坂屋友の会、JFRカード、ディンプル、J.フロントフーズ、JFRサービス)