人権

2013年10月17日 更新

基本的な考え方

 人権は、すべての人に与えられた基本的権利であり、誰もが生まれながらにしてもっている、自分らしく幸せに生きる権利です。人は皆、周りの人とのつながりの中で生きています。仕事をする上でも、職場で共に働く仲間、お取引先、お客様、株主様、地域住民の皆様など多くの人々と直接的又は間接的に関わりあっています。そして関わりあう全ての人に人権があり、日常生活においてはもちろん、仕事をする上でも人権は密接に関係していることを正しく理解し、配慮することが重要です。

  1. 「人権問題を正しく認識し、理解するとともに、差別や偏見のない職場風土、活き活きと明るく働きやすい職場環境を築きます。」
  2. 「従業員一人ひとりが、企業の社会的責任(CSR)をしっかり自覚し、「差別をしない、させない、ゆるさない」を基本として、あらゆる人権問題に理解と認識を深めることが大切です。」
  3. 「自らの問題として捉え行動します。」

 職場における人権尊重は、良好な職場環境を築くとともに、一人ひとりの働く意欲を高め、それが生産性の向上、新しい価値の創造、よりよい商品・サービスの提供につながると考えます。今後も企業活動をとおして、社会的責任を果たし、社会に貢献していくためには、そこに働く一人ひとりが確かな人権視点をもって仕事に取組むことが不可欠です。

人権教育の推進

 人権問題を従業員一人ひとりが正しく認識し、理解するとともに人権尊重を基本とした企業風土づくりならびに企業の社会的責任を一層推進する視点から、人権教育・啓発に取組んでいます。

主な取り組み 「人権問題啓発推進委員会」の設置
構成 委員長(人事部長・業務推進部長)、推進委員(部門長)、推進担当者(メンバー)、事務局
活動テーマ ① 同和問題 ⇒ 同和問題についての正しい理解
② 障がい者問題 ⇒ 障がいについての正しい認識と理解
③ 女性問題 ⇒ セクシャルハラスメント等の理解と防止
④ その他人権問題 ⇒ 個人情報の守秘 他
活動内容 ① 研修会への参加 ⇒ 入社時研修、社内人権セミナー 他
② 社外研修会への参加 ⇒ 行政諸機関主催の各種セミナー
③ 実践活動 ⇒ 各種啓発資料の配布、セミナー案内

「ハラスメント」防止に向けて

 近年の企業を取り巻く環境の激変を背景にさまざまなストレスから、メンタル疾患や他者へのハラスメントとなって現れるケースも見受けられます。特にハラスメントは、職場環境の悪化に伴う生産性の低下やメンタル疾患の増加、人材流出をもたらすとともに、企業の安全配慮義務といったCSRやコンプライアンスが厳しく問われる昨今にあっては、一度事案が発生すると、被害者の心身に大きなダメージを与えるだけでなく、対応の如何によっては、企業の社会的信用の失墜を招く大きなリスク要因であると認識しています。

 そのため、「セクシャルハラスメント」だけでなく、「パワーハラスメント」なども含めたハラスメント全般の未然防止、問題発生時の迅速な対処、再発防止などに取り組むため、百貨店をはじめグループ各社で、「ハラスメント防止対策委員会」や「ハラスメント相談窓口」を設置するなどの体制整備を進めています。

ハラスメント防止対策委員会の設置 ハラスメント相談窓口の設置
◇本社・各店
◇ハラスメント行為全般の発生防止向けた対策、啓発の推進
◇発生事案に対する円満な解決
◇再発防止策の検討
◇広報活動
◇本社・各店(部門別に設置)
◇ハラスメント行為全般に関わる苦情相談に対応する一次相談窓口
◇事実関係の確認、情報収集
◇啓発活動

〈ハラスメント対応 標準フロー図〉

ハラスメント対応 標準フロー図
「ハラスメント」防止に向けた取り組み 「アンケートの実施」

  大丸松坂屋百貨店では、ハラスメントの現状把握と未然防止に向け、継続的にアンケート調査を実施しています。2013年度は4月に実施し、本調査に全従業員の約90%の方が回答いただきました。今回の調査において、ハラスメントは、前回調査に比べ減少しており、今後、ハラスメントに対する理解促進、意識啓発にむけた情報発信等により、ハラスメントへの未然防止と迅速な対処を進めていきます。