環境

2015年07月23日 更新

循環型社会の構築への貢献

水使用量の削減

トイレに節水センサーや擬音装置、または自動洗浄式節水装置、蛇口には自動水栓などを取り付け節水を実施しています。 大丸京都店、神戸店、札幌店及び松坂屋名古屋店では地下水を、また松坂屋上野店では厨房排水をトイレの洗浄水として利用しています。大丸京都店では2003年から「井水浄化装置」を導入して地下水を濾過器で浄化し、飲料水にも使用しています。
松坂屋名古屋店本館6階男性用トイレには、水を全く使わない「エコトイレ」を設置しています。1基で年間89トンの水を節約できます。

井水浄化装置(大丸京都店)

撥水加工と特殊な液体の内蔵で水を全く使わないトイレ(松坂屋名古屋店)


包装資材の削減

無駄のない適切な包装を推進するために、大丸、松坂屋各店ではスマートラッピングマニュアルに基づく研修を繰り返し実施しています。店頭では、お客様のご意向をお伺いし、手荷物のおまとめや商品承り時のお声かけなどにより、簡易包装へのご協力をお願いしています。また、デザイン性と付加価値にこだわった「エコバッグ」の開発・販売にも取り組み、百貨店らしいお買い物スタイルの提案に努めています。

スマートラッピングの推進

日本百貨店協会のキャンペーンとして、お客様に用途に応じて包装を選んでいただくことで、紙袋やレジ袋、包装紙の削減につなげることを目的にスマートラッピングを推進しています。店頭POPやポスターの掲示、店内放送などにより、お客様にメリハリのある包装へのご協力を呼びかけています。

大丸松坂屋百貨店「オリジナルエコバッグ」の販売

省資源化の推進とマイバッグの利用によるゴミ削減のため、オリジナルエコバッグを大丸、松坂屋全店舗で販売しています。2015年6月22日から、より多くのお客様にお持ちいただけるよう、デザインを一新しました。 新しいデザインは、ファッション性にもこだわり人気の「和」テイストを採用。古くから伝わる日本の伝統技術「伊勢型紙」をモチーフに2柄を制作しました。 また、エコバッグの売上の一部をNPO法人「子宮頸がんを考える市民の会」に寄付し、子宮頸がん予防の取り組みを支援します。


新エコバッグ(2柄) 各税込500円
未晒しのクラフト紙製の食品専用ショッピングバッグを導入

食品専用ショッピングバッグ

大丸、松坂屋では2011年12月より、食品専用ショッピングバッグ(未晒し)を全社共通デザイン・仕様で導入しました。未晒しのクラフト紙は、漂白剤を使用せず素材そのものを使用するため環境に優しく、またナチュラルな色合いが食品のイメージを表すのに最適です。 また今回、紙の厚さを従来の1.4倍に厚くすることで、十分な強度を獲得したことに加え、持ち手を太めの撚り紐にすることで、お客様の持ちやすさと手への負担軽減を図ることができました。
サイズ面では、マチを18cm幅とたっぷりサイズにすることで、一袋でこれまでより多くの品物を収納できるようになり、包装資材使用量の削減にも貢献しています。

事務用用紙の削減

OA紙など事務用に使用している用紙の削減を図るため、裏面を再使用するとともに、社内では可能な限りイントラネットを活用し、ペーパーレスを推進しています。また、会議資料の1案件ごとの枚数制限や両面印刷などの取り組みも進めています。

廃棄物の削減と再資源化

最終廃棄物を削減し、再資源化を推進するため、ゴミの分別を徹底しています。大丸、松坂屋各店では梱包容器の減量としてお取引先のご協力のもと、折りたたみコンテナや百貨店統一ハンガーなど再利用システムを推進して、廃棄物の総量抑制に努めています。また、大丸東京店、京都店、札幌店、松坂屋上野店では、店内から排出される発泡スチロールを圧縮・溶解することにより体積を大幅に減らしたうえでリサイクルしています。 また、各店の社員食堂の箸も、割り箸ではなく洗って何度でも使えるものを使用しています。

発砲スチロール圧縮減容器(大丸東京店)

フロアゴミ分別と三段ゴミ箱(松坂屋名古屋店)


食品廃棄物の削減

大丸、松坂屋各店では店内からの食品廃棄物の減量に努めています。大丸京都店、神戸店、札幌店、松坂屋上野店では「生ゴミ処理機」を設置、大丸心斎橋店、梅田店、東京店、札幌店、松坂屋名古屋店、静岡店、高槻店、豊田店、博多大丸は外部の処理業者に委託し、肥料として活用できるよう再生しています。食品廃棄物は毎回計量し、排出部署へ毎月フィードバックすることにより削減意識を高めています。

生ゴミ処理機(大丸札幌店)

生ゴミ処理機(松坂屋上野店)

食廃油保管場所(松坂屋豊田店)


(株)博多大丸の廃棄物の適正処理及び資源化等を推進する取り組みに表彰状

(株)博多大丸では、2009年8月から食品生ゴミのリサイクル、同年9月から一般ゴミのリサイクルを開始して食品廃棄物や一般ゴミの発生を抑制し、資源を有効活用する取り組みを進めています。
同店が再生業者、畜産農業との3者による共同意識のもと、食品生ゴミの飼料化、畜産物生産による再生可能資源の利用など循環型社会形成の推進に積極的に取り組みを推進した功績に対して、2012年6月、福岡県小川知事より「循環型社会形成推進功労者表彰」を受けました。


「循環型社会形成推進功労者表彰」とは、廃棄物の適正処理及び資源化等の推進、啓発・普及、
及び指導教育等に率先して取り組み、顕著な実績を挙げた功績を表彰するものです。

【VOICE】 (財)日本科学技術連盟 ISO14001審査員 清水 浩様
2012年度の大丸松坂屋百貨店(関係百貨店を含む)のISO14001環境マネジメントシステムに関する審査リーダーを務めました。大丸松坂屋百貨店の環境マネジメントシステムは、トップのリーダーシップのもと組織全体に浸透し安定した運用となっています。省エネに関係する設備投資も計画的に実施され、また自らの業務を通じて、環境にやさしい商品やサービスをどのように提供するかを常に考え、行動されている状況も確認することができました。特に、各店舗における環境保全活動への取り組みは、取引先はもちろんのこと、お客様や地域(自治体や小・中学校との連携など)へも広く展開されており、理想的な形となっています。引き続き、内外のコミュニケーションの充実を図りながら、環境保全に向けて多くの人々が参画できるような取り組みが行われることを期待しています。