- 百貨店事業
大丸松坂屋百貨店
J.フロントリテイリングは、グループの中核事業である百貨店事業を再生させるため、マーケティング力の強化と業務運営体制の革新を中心に、新しい百貨店ビジネスモデルの構築に取り組み、地域ごとのきめ細かいエリアマーケティング分析に基づいた店舗戦略策定とその具体化を順次進めています。併せて、店舗の魅力化と営業基盤の更なる強化を図るため、大都市圏での百貨店店舗の大型化・新鋭化に取り組んでいます。
大丸心斎橋店は、従来の本館・南館に加え、2009年11月、本館に隣接して「北館」(40,000㎡)をオープンさせ、合計売場面積約78,000㎡の3館体制となりました。これまで取り込めていなかった地区来街者の多くを占める20代、30代に向けた売場を強化するとともに、コト消費・ライフスタイル提案対応の新規カテゴリー商品やサービスの導入なども行っています。マーケットの新たな掘り起こしを図るとともに、本館との一体運営によりさらなるローコストオペレーションを目指すこの取り組みは、将来の「新しい百貨店ビジネスモデル構築」に向けたスタート台としての位置づけにもなっています。

大丸心斎橋店
大丸梅田店は、2011年春、従来の1.6倍の64,000㎡に増床しました。これは、大阪駅地区の再整備が進められる中、「大阪駅南側の玄関口整備および顔づくり」といった観点で西日本旅客鉄道(株)および大阪ターミナルビル(株)による南側の再整備、活性化が検討されてきたものです。これらを含め、大阪梅田地区は、相次ぐ商業施設開発により同地区のポテンシャルは高くなり、同店も増床実現により、店舗競争力は大幅に向上できると考えています。同店は、従来はファッションに重点化した言わば専門型百貨店ですが、その感性や雰囲気は継承しながら、食品やリビングの品揃えの幅を広げ、ライフスタイルを総合的に提案していく"ファッショナブルでコンテンポラリーな総合型百貨店"に生まれ変わりました。都市型店舗ならではの"高感度"と、働く女性やビジネスマンに便利にご利用いただける"日常性"を兼ね備えた店づくりとなっています。

大丸梅田店
大丸東京店は、2007年11月に「TOKYO・オトナ・ライフスタイル百貨店」をストアコンセプトに、新店として第1期移転増床オープンしました。第1期では、従来からの強みであった食品部門をさらに充実・強化しつつ、都内最大規模のコスメフロアをはじめ、24時まで営業の店舗も備えた2層展開のレストランフロアを拡大・強化し、東京駅周辺で働くOLやビジネスマンを中心に人気を集めています。さらに、2012年秋頃には現在の1.4倍の46,000㎡に増床する第2期本格オープンを予定。同店は、八重洲口、日本橋口、丸ノ内口、JR駅構内も含めた東京駅をひとつの大きな街としてとらえる「Tokyo Station City/東京ステーションシティ」構想の中に位置づけられており、首都玄関に相応しい斬新な店づくりを目指しています。

大丸東京新店移転・増設
Tokyo Station City(東京ステーションシティ)2012年秋 完成予想図
一方、松坂屋では、松坂屋銀座店を含む銀座6丁目2街区を一体開発する大規模プロジェクトに取り組んでいます。JFRグループの百貨店運営ノウハウを結集させた事業プランを推し進めるとともに、世界的商業立地である銀座に相応しく、グレード感があり、先進性、ファッションイメージの高い、JFRグループ百貨店事業のシンボルストアの構築を目指します。
店舗展開
大丸(16店舗)、松坂屋(6店舗)各グループを合わせ札幌から博多まで全国主要都市に22店舗を展開しています。
