これからのJ.フロントリテイリング(2)

松坂屋への大丸経営改革モデルの導入


大丸は1998年から従来の百貨店の在り方を顧客満足と収益性の観点から抜本的に見直し、強い営業力とローコストオペレーションの確立に向けた4つの経営改革に着手しました。
改革のポイントは「最大のお客様満足を最小のコストで実現する」ことを目指し、それまで日本の百貨店において手付かずであった業務の標準化とシステム化を基本に、百貨店に期待される専門性・創造性・ホスピタリティ性などの高い付加価値が提供できる生産性の高い業務運営体制の構築と専門家の育成を効果的にはかることでした。
こうした取組みの成果を結集させたのが、2003年3月に開店した大丸札幌店です。
大丸札幌店は45,000uの売場面積を持つ店舗としてオープンしました。
経営改革の成果を全面的に取り入れることにより、従来必要とされていた従業員数の約半分の490名という少数での運営を可能にし、通常は3〜4年はかかるといわれる営業黒字化を開業初年度で達成。
「高効率・高収益型ビジネスモデル店舗」として内外の注目を集めています。
この経営改革モデルを2007年9月から松坂屋名古屋店、上野店のモデル売場に導入、2008年9月からは全店・全部門でスタートする予定です。
4つの経営改革モデル図