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LGBTへの取り組み

Actions on LGBT Issues

ダイバーシティの推進として、働く全ての従業員がそれぞれの個性を充分に発揮し、活躍できる環境・仕組みを整えていきます。そのため、LGBTについての取り組みも積極的に進めています。

方針の明文化

JFRグループすべての役員・従業員一人ひとりが、日々守るべき基本的な行動を定めたJFR行動原則にある「JFR行動方針」「人権方針」、また「お取引先様行動指針」において性的指向・性自認への差別とハラスメントの禁止を明文化しています。

制度づくり

同性パートナーシップ規則

会社指定の諸手続きを行うことにより、同性パートナーを会社が婚姻に相当する関係(同性パートナーシップ)として認定し、現行規則において「婚姻」や「配偶者」に適用される就業規則・その他諸規則等について適用の対象とします。


性別移行支援休暇

性同一性障害の従業員が、ホルモン治療や性別適合手術または術前術後の診察のため休務する場合に必要な日数について、直近2年間に失効した年次有給休暇を取得できます。

※一部の事業会社では、適用制度が異なります。

研修の実施

経営層への研修

2019年3月、JFRグループ経営層(JFR取締役、大丸松坂屋百貨店常務以上、パルコ常務以上、各事業会社全社長)に向けて、外部講師を招きLGBT研修を行いました。また、各事業会社の人事部門責任者へ外部講師を招いた研修も実施しました。


従業員向けeラーニング

2021年度より、JFRグループ従業員を対象に、LGBTに関する基礎知識を学ぶeラーニングを順次実施しています。

ALLY(アライ) オンラインコミュニティの開設

JFRグループは、LGBT ALLY※社員が自主的に交流することを目的に、全社員が閲覧できる社内SNS上に「LGBT ALLYコミュニティ」を開設しました。これにより、全国に店舗や事業所のある社員がオンラインでつながることを実現しました。

※ALLY : LGBTの人を差別をせず、理解しようとする人

LGBT相談窓口の設置

2021年3月より、LGBTに関する職場での困り事や制度に関する問い合わせを受付ける「LGBT相談窓口」を、事業会社毎に順次設置しています。

JFRグループのLGBTへの取り組み

※LGBTに関する外部評価はこちら

大丸松坂屋百貨店での取り組み

大丸松坂屋百貨店では、LGBTへの理解促進のため、各店舗で様々な取り組みを行っています。

大丸梅田店では、2019年6月から多様な性のあり方を尊重するイベントとして、LGBT・性的マイノリティの方も安心して参加できるように、プライバシーに配慮したメイクイベント(51名参加)、幅広いサイズ展開をしている婦人服の即売会(48名参加)、ランジェリーイベントなどを実施し、LGBTのお客様に多数ご参加いただき好評を得ました。

松坂屋名古屋店では、LGBTイベント「レインボープライド」にあわせて、取り組みを応援するため懸垂幕を掲げました。また、イベントポスターの掲示を行い、店内デジタルサイネージや売場をレインボーに装飾し、販売員はレインボーアイテムを身につけるなど応援の意思表示をしました。

今後もLGBTへの理解促進を進めていきます。

松坂屋名古屋店懸垂幕

ダイバーシティ&インクルージョンの推進