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従業員のキャリア形成の支援

Support to Help Employees Develop Their Careers

従業員のキャリア形成をサポートする仕組み

当社グループは、従業員のキャリア形成のため、様々な教育機会を提供しています。
新入社員に対しては、入社直後の新入社員研修をはじめ、入社後3年間にわたって初期キャリア形成のための「JFR大卒新入社員3年間育成スクール」を行っています。さらに、キャリア形成の節目と考える27歳の社員を対象にした「キャリア開発研修」を実施しています。
また、管理職研修として、半期に1回、部長研修、マネジャー研修、さらに新任の部長・マネジャー職への研修を行っています。2017年からJFRグループ公募型研修も取り入れ、積極的に従業員が学べる機会を設定しています。
新たなスキルアップを目指して、外部団体への派遣、MBA派遣、外部研修等も積極的に行っています。専門的な知識やスキルを獲得する場の提供として、キャリアサポートカレッジ(通信教育講座含む)の専門知識講座の充実もはかっています。
さらに、JFRグループでは、社内公募制度を活用しています。グループ内での枠を超えて、新規事業の展開や組織の新設・再編に伴う新設ポストを中心に、社員が自ら希望する仕事に手を挙げることができます。その他、自己申告制度や節目面談によるキャリアへの意思を表明する機会を提供しています。このような取り組みにより、仕事を通じたスキル向上に取り組んでいます。

「仕事を通じて人を育てる」ために重要な要素となる「配置」に関しては、一人ひとりに焦点を当て、新たな人財を発掘し、機会を積極的に提供するなど、個人を活性化し能力を最大限に引き出す「適財適所」の配置をグループレベルで推進しています。そのためにJFRグループ約10,000人の人事ビッグデータを統合した人事情報システム「タレントマネジメントシステム」を活用し、人財特性や一定の人事仮説に基づく配置や育成計画を人事部門と現場が一体となって推進しています。

JFR 大卒新入社員
3年間育成スクール(JES)の研修風景

JES=JFR Entry School
人材育成の全体図

2022年度研修実施状況(連結)

延べ人数

新入社員研修

58人

JFR大卒新入社員3年間育成スクール

294人

キャリア開発研修

296人

管理職研修

217人

新任管理職研修

460人

JFRグループ公募型研修

43人

キャリアサポートカレッジ

843人

社員一人あたりの平均研修費用

35,186円

社員一人あたりの平均研修時間

2.68時間

次期経営人財の育成の仕組み

JFRグループは、早期の人財発掘と育成が必要と認識し、基幹人財候補者を選定しています。次期経営幹部の候補の育成として、2017年から「JFR塾」による重点的育成プログラムを実施しています。「JFR塾」は「JFR経営塾」(次期経営陣幹部候補)、「JFRマネジメント塾」(次期部長候補)、「JFRリーダー塾」(次期マネジャー候補)の3つの段階で構成し、中長期にわたる経営人財輩出の仕組みを構築しています。

計画的・戦略的な配置を行うことに加え、経営者視点の醸成や、経営トップの問題意識の共有化、戦略策定のトレーニングなどによって、次世代基幹人財の早期育成を目指しています。

JFR塾による役員、部長登用者数(2017年〜2023年2月末、連結)

「JFR経営塾」(次期経営幹部候補)

5人登用

「JFRマネジメント塾」(次期部長候補)

27人登用

従業員一人ひとりのクリエイティビティ・ チャレンジを支援する仕組み

グループビジョンである“くらしの「あたらしい幸せ」を発明する”を実現するため、2017年度から従業員一人ひとりのチャレンジを支援する仕組みとして、「みんなの行動宣言」と「チャレンジカード」の仕組みを導入しました。2017年度は年間で1,728件のチャレンジ申請がありましたが、上期の優秀事例を全社・グループの中から9チーム選抜し、高槻研修所で経営陣へのプレゼンテーションを行いました。

2018年度からは「チャレンジカード」の申請内容を「営業施策」「業務改善」「新規事業」の3つに分類し、新規事業のアイデアについては、JFRで検討する仕組みとしました。また「発明アワード」という形で各社・各店で半期ごとにイベントを開催するとともに、年1回はJFRグループ全体で「JFRグループ発明アワード」を実施する仕組みとしています。

新規事業や新しいサービスなど新しい価値を生み出すための「異分子結合」として社内外の人々とコミュニケーションをはかり、イノベーションの創出につなげています。2018年には全国で「異分子結合ワークショップ」を行い、社外から講師に招き、多様な個性や価値観に触れ、新規事業の立案についてのワークショップを行うことで、異分子結合による「発明体質」への変革を推進しています。

GINZA SIXで行われた
「JFR発明アワード」発表会の様子
異分子結合
ワークショップ

ワーク・ライフ・インテグレーションの実現