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取締役会実効性評価

Evaluation of the Effectiveness of the Board of Directors

J.フロント リテイリングは、当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値の向上のためには当社取締役会の実効性が確保されることが極めて重要であると理解しています。その実効性が十分に確保されているかどうかを確認するため、2015年より毎年、第三者機関による取締役会実効性評価を実施しています。

評価手法

事前アンケートをもとに、第三者機関が取締役(社内・社外とも)全員に対する個別インタビュー(注)を行い、その結果を 集計・分析した報告書に基づいて、取締役会で協議しています。

(注)「個別インタビュー」
取締役(社内・社外とも)の全員に対してアンケート結果をもとに、1時間程度の個別インタビューを第三者機関が実施し、取締役会に関する各種質問に対する考え方・問題意識などをヒアリングしました。取締役会ではインタビューの結果を踏まえて課題の解決につなげています。

評価項目

●グループ全体への取締役会の貢献度
●取締役会の構成
●運営状況
●論議内容
●指名・報酬・監査の各委員会活動の実効性     など約40項目

評価結果及び課題への取組み等

当社は2024年9月から10月にかけて、第10回の取締役会実効性評価を行いました。全取締役に対して行った事前アンケートの結果を踏まえて、第三者機関が個別のインタビューを実施し、その内容に基づいて11月の取締役会で協議いたしました。
実効性評価の結果、前年度に指摘された課題のうち、「成長戦略議論に向けた準備・分析の徹底」及び「監督と執行のコミュニケーションの向上」については相応の課題解決状況が確認されました。一方、2024年度の評価においては、更なる取締役会の実効性向上への課題として「付議議案と付議基準の見直し」「取締役会運営の強化」「監査機能の強化」が挙げられました。
これを受けて、課題解決の進め方を12月の取締役会で再度協議し、具体的なアクションに繋げたほか、2025年度の取締役会の年間アジェンダに反映させております。
今後も、取締役会実効性評価を基点に課題の共有を行い、取締役会の実効性を実質的に高めてまいります。

コーポレートガバナンス