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エネルギー使用量・温室効果ガス削減の取り組み

Initiatives to reduce energy consumption and GHG emissions

再生可能エネルギーへの切り替え

JFRグループの温室効果ガス排出の大半が電力の使用である現状を踏まえ、温室効果ガス排出量削減の取り組みは、電力の使用に重点を置くことが重要であると考えています。
大丸松坂屋百貨店では、2019年3月本社ビル(東京都江東区)および、2019年9月大丸心斎橋店で使用する電力を、100%再生可能エネルギーに切り替えました。再生可能エネルギー電力への切り替えによる2019年度の温室効果ガス削減量は、基準年となる2017年度比で本社ビル約240t-CO2削減、建替え前の2015年度比で大丸心斎橋店※1約7,000t-CO2削減を見込んでいます。
また、パルコでは、調布パルコおよび池袋パルコ(P'館)において2019年10月より、再生可能エネルギー電力に切り替えました。再生可能エネルギー電力への切り替えによる2019年度の温室効果ガス削減量は、基準年となる2017年度比で調布パルコ約1,900t-CO2削減、池袋パルコ(P'館)約750t-CO2の削減を見込んでいます。
今後も、大丸松坂屋百貨店やパルコを中心に、東京地区、関西地区、中部地区の主要店舗において、再生可能エネルギー電力への切り替えを順次進めていきます。また、2020年度中には、当社グループとして「RE100(Renewable Energy 100%)※2」への加盟も検討しています。

※1 本館建替えのため、建物構造は同一ではありません。
※2 企業の再生可能エネルギー100%を推進する国際的イニシアチブ

ESG 推進のフラッグシップ店舗—大丸心斎橋店本館

2019年9月20日に開業した大丸心斎橋店新本館では、ESG 推進のフラッグシップ店舗として、「低炭素社会への貢献」に向けた様々な取り組みを展開しています。
大丸心斎橋店新本館は、旧本館(2015年度)と比較※し、2020年度CO2排出量を約7,000t-CO2削減。館内で利用するすべての電力に再生可能エネルギーを利用するほか、館内照明の100%LED化も実現しています。
新たに設けられた屋上スペースと7階テラスでは、積極的な緑化を実施。屋上では緑化スペースを利用してミツバチの養蜂活動の展開を予定しています。また70台の社用車も順次電気自動車に切り替える予定です。

ESGのフラッグシップ店舗
大丸心斎橋店新本館
7階テラス

※建て替えのため、建物構造は同一ではありません。

環境に配慮した次世代型ビル—新生渋谷PARCO

2019年11月22日に開業を予定している渋谷PARCOでは、①屋上広場・立体街路などの魅力的な屋外空間の創出 ②コージェネレーションシステム(CGS)(*1)を中心とした高効率エネルギーシステムの積極的導入 ③デジタルコミュニケーションによるエネルギーの効率的利用の促進の取り組みが評価され、「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」として国土交通省より採択されました。最新設備機器の導入にとどまらず、エネルギー管理システムを活用した“見える化”により運転効率を高めた省CO2型の複合ビルを実現しています。

*1 コージェネレーションシステム(CGS):熱源より電力と熱を生産し供給するシステムの総称。

環境に配慮した次世代型ビル
—渋谷PARCO

省エネ効率の高い機器の導入・LED化の推進

当社グループでは、CO2を削減し、地球温暖化を防止するためにさまざまな省エネに取り組んでいます。設備の更新や改装時・新規出店時には省エネ効率の高い機器を順次導入しています。

大丸松坂屋百貨店では、既存照明をLED照明へ変更することにより使用電力及びCO2の削減に努めています。2010年から2019年2月末までの累計で、全体の約48%にあたる約20万5千台のLED照明を導入しており、2025年度までに対象の約43万台すべてをLED化する予定です。

改装とあわせて天井照明を LED 化 (大丸東京店)
調光と調色も同時に行えるLED照明を導入
(松坂屋名古屋店食品フロア「ターブルプリュス」)

太陽光パネルの設置

大丸京都店では、孔雀ブロンズ像の背面に縦11メートル・横6.6メートルの太陽光パネル(定格出力10kW)を設置しました。年間予想発電量約6千kWhでデジタルサイネージや外部サインにかかる電力をまかなっています。

太陽光パネルを組み込んだファサード(大丸京都店)

GINZA SIXがSEGES『都市のオアシス』認定取得

GINZA SIXの屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」は、2017年10月に「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)」(主催:公益財団法人都市緑化機構)において、快適で魅力ある都市の緑地を評価する「都市のオアシス」の認定を取得しました。

銀座エリア最大となる約4,000㎡の屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」は、地上13階、高さ約56mの建築物屋上に位置し、屋上庭園の約56%にあたる約2,200㎡の緑地を新たに創出。都心の一等地における大規模な緑化に取り組む姿勢が高く評価され、認定取得にいたりました。

SEGES:シージェス
(社会・環境貢献緑地評価システム)緑をまもり育てる活動を通じて社会や環境に貢献している企業の緑地を対象に、特に優れた取り組みを評価・認定する制度。

GINZA SIX ガーデン

社用車のEV車への転換と、エコドライブの推進

大丸松坂屋百貨店では、2020年2月時点で自主運行車439台中、111台をEV車に転換しました。今後、自主運行車両入れ替えに合わせて、全てEV車に転換し、CO2の削減に取り組んでいきます。

2011年9月から、大丸・松坂屋の自主運行車両に、「テレマティクス」(移動体通信システム)を導入しています。「テレマティクス」は、速度超過や、急加速・急減速、燃費など、担当員の運行状況をデータ化するシステムです。安全運行委員会を3ヶ月に開催し、「テレマティクス」のデータをもとに、燃費の向上、及びCO2排出量の少ないエコドライブや安全運転の実施に役立てています。(2020年3月現在、直営店及び博多大丸、高知大丸の全社に搭載)

外販車両130台(2020年2月現在)を運行する松坂屋名古屋店お得意様営業部では、テレマティクスを活用し、車を運転する部員には、安全運転講習会に併せたエコドライブ教育の実施や、ISO教育の一環として、「未来をつくるパスポート(ポケットマニュアル)」へ自身の運転に対する取り組みを自筆で記載することで自覚を促しています。

この取り組みに対し、2016年に、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が主催する「エコドライブ活動コンクール」一般の部において優秀賞を受賞しました。

電気自動車の充電器を設置

当社グループのエンゼルパーク、大丸松坂屋百貨店の大丸心斎橋店、松坂屋名古屋店では電気自動車充電器を設置し、CO2削減につながる電気自動車への対応をおこなっています。エンゼルパークでは電気自動車充電スタンド(200V)をエンゼルパーク駐車場南館に2台、北館に1台、矢場公園駐車場に1台設置しています。

電気自動車充電器(エンゼルパーク)

低炭素社会への貢献